このHPの「堪忍袋」に筋肉マン氏もお書きになっていたが、自民党最大派閥・旧経世会の政界支配にいちおうの終焉がようやく、まさにようやく訪れたようである。
わたしもあの橋本龍太郎の物言いや雰囲気が大嫌いで、芝居の下手な女形でも、もうちょっとマシな芝居をやるし、せりふ回しもあんなにキザで勿体ぶったやり方であれば、三階の大向こうから、「大根、引っ込め!」と怒号混じりの掛け声がかかるに違いないとかねがね思っていた。 小泉さんに大差で負けて、開き直った顔がまたイヤラシイ。
ヒステリーを起こした猿みたいな顔の野中広務も橋本派の事務総長をやめるようなので大いに結構。橋本や野中の取り巻き、つまり橋本派内の茶坊主どもの「ヨイショ」が収まるとは到底思えないし、茶坊主は茶坊主なりのお役目があるだろうし、茶汲みがねっから好きな真茶坊主もそこかしこにおるであろうから、まあ、それはそれとしよう。
かつて宮沢喜一や海部俊樹が経世会の元締めやデカイ顔の若頭の顔色を伺いながら、おっかなびっくりしていたような環境にオサラバできると思うと、こころ晴れ晴れ、ようやった、ようやったと、はて、一体だれを誉めたらよいのやら?
わたしは永田町のおっさんみたいに玉虫色の文章を書くのが大嫌いである。
うまい、へたの事を言っているのではない、独りよがりの文章を書いてシタリ顔をしている輩の事を言っているのである。彼または彼女は自負心が強く、高慢・傲慢ゆえに自分の勿体ぶった文章のつまらなさ加減が分からないし、そもそも文章にメリハリというものがない。
眺めも悪けりゃ面白くもない。当たり前の話である。
さて、小泉純一郎さんであるが、今回の総裁選立候補の車上の演説やTVでの発言に沿った人事と組閣ができるのだろうか。そしてまた、この人の魅力となっている「思い切った」財政構造改革は可能であろうか。
小泉さんに課せられた重荷を、過てることなく民意の赴く方向に運び出すことはできるのであろうか。
行く手には江藤や堀内、その他おおぜいのシーラカンス・生きた化石が邪魔をする。青木や野中、江藤や鈴木(宗男)だって行く手をふさぐだろう。
七難八敵が待ちかまえているのである。
小泉さんは、まさに歌舞伎十八番の助六、おおぜいの「髭の意休」と闘ったり、すかしたりせねばならないさだめ。
千両役者とは千両稼いで万両使う役者の事である。間違えば自分自身が素寒貧になりかねないし、費やすこと、投げ出すことが圧倒的に多い。
一世一代の舞台を作るために、自らのもてる知力、体力、胆力、演技力のすべてをそそぎ、100%完全燃焼し客(国民)に尽くす。
そこまでして芸を磨き、客に対して一心不乱に情熱をそそぐがゆえに、客からの大きな支持を得ることができるのである。
それが「本物の人気」というものなのだ。
男・小泉、千両役者になれるかどうか、久々の快男児であるがゆえに熱いエールを送りたい。
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